レイヤースタイルの光彩(外側)の設定解説
前回までで「徐々に細くなる輝く線を描く方法」はほぼ完成して、不要なレイヤーとレイヤースタイルを隠す方法を残すのみとなりました。
ここでちょっとレイヤースタイルの光彩(外側)の設定解説をしてみたいと思います。
項目 | 内容 |
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描画モード | 初期設定は[スクリーン]です。この描画モードは下層レイヤーの色よりも光彩の色のほうが明るい場合にそちらが優先されて表示されるため、光り輝いているように見える効果となります。 |
不透明度 | 光彩部分のカラーをどれくらい不透明にするかを設定できます。光彩の効果が見えにくかったり、弱く感じたりする場合はこの値を100%に近づけ、逆に効果が強すぎる場合は0%へ近づけます。 |
カラーボックス | クリックしてカラーピッカーを呼び出し、光彩のカラーを設定します。ここで背景のレイヤーに近いカラーを選ぶと効果が分かりにくくなってしまいます。 |
ノイズ | 光彩の粒状度を調整します。多くの場合は0%を使用します。 |
テクニック | [さらにソフトに]は大まかにレイヤーの透明部分縁取るような光彩を作りますが、[精細]ではレイヤーの形状をより反映した光彩となります。多くの場合は[さらにソフトに]を使用します。 |
スプレッド | 光彩の最も不透明度の低い範囲を調整できます。数値が大きくなるほどボケの少ない影となります。 |
サイズ | 光彩の効果の大きさを設定します。 |
輪郭 | デフォルトでは直線的に光彩の光が減衰しますが、この設定により光彩の光がどのような非線形で減衰するかをサンプルから選択できます。 |
範囲 | スプレッドに似たような効果で、輪郭の対象になる光彩の範囲を設定します。 |
適用度 | 光彩のカラーでグラデーションを使用している場合、グラデーションの開始位置をランダムに変化させます。 |
一応、上記の表を参考にすれば、レイヤースタイルの光彩(外側)はだれでも、ある程度使うことが可能となります。
・次回について
レイヤースタイルはあくまでも実際の画像ではないので、レイヤーにマスクをしてもマスクの外にも影響を及ぼしてしまうことがあります。
普通はレイヤースタイルを普通のレイヤーに変更してからマスクをします。
しかし、それではレイヤースタイルの柔軟な機能がもったいないので、次回はレイヤースタイルの機能を生かしたままマスクする方法を解説します。