ガラスが割れたようなシルエットを作る方法
こんな感じで割れたシルエットを作りたい場合の解説
こういうシルエットって適当に書けば簡単そうですが、慣れていないと自然な形状を作ることって結構難しいんです。
ここでは、自然物を使って自然にオブジェクトがとが割れた形状をつく方法を解説します。
まず、どんなものでもいいので、人工物でないもので埋め尽くされた画像を用意し、[フィルター>フィルターギャラリー]を選択します。
その後[アーティスティック]エリアの[カットアウト]を選択します。ここでは、設定裏を[レベル数:8、エッジの単純さ:6、エッジの正確さ:3]にしました。必要に応じて設定値を変更してください。
これで、ランダムなエッジを抽出することができました。
このまま色を変更するなどの方法で使用してもかまいませんが、シルエットにするために[2諧調化]を使用します。
[イメージ>色調補正>2諧調化]を選択し、ここでは[143]に設定しました。
これで、ガラスが割れたシルエットができたので、必要な部分を切り抜いて使用します。
黒い部分だけを画像に貼付ける場合はレイヤーの描画モードを[乗算]に設定します。
おまけ
[2諧調化]ではエッジがギザギザしすぎる場合は[ぼかし(ガウス)]を使用するか、1度白黒化してからトーンカーブを使用します。トーンカーブでは多少手間はかかりますがより柔軟なコントロールが可能になります。